フィンランド留学 ⋆ 留学ガイド

人口553万1000人
通貨ユーロ (EUR)
大学生156,577
留学生5.500
英語によるプログラム600

フィンランドを含む北欧諸国は、その知的能力とユニークな文化で注目されています。留学中に北欧らしい体験を求める場合でも、フィンランドには現在ヨーロッパで最も優秀な大学のいくつかがあり、2019年の世界一幸せな国にも選ばれている。

フィンランドの文化表現に関しては、スウェーデン、ノルウェー、ロシアを隣国とし、西欧と東欧のちょうど中間に位置するという珍しい地理的位置が大きな影響を与えている。フィンランドの効率的な運営は、この国の優れたリーダーシップ、社会的革新、ビジネスや産業、人々の日常生活における実用的なソリューションによるところが大きい。フィンランドの自然の美しさと地形は、厳しい冬と美しい夏のために世界でも比類がなく、あなたの旅を忘れがたいものにしてくれるでしょう。

どこの国でも、学生が大学に入学するには、一定の入学条件を満たさなければならない。千の湖の国、サンタクロース発祥の地など、フィンランドで知られていることはほんの一例に過ぎない。一方、フィンランドは世界トップクラスの高等教育機関を擁する先進国である。

フィンランド概要調査

フィンランドには、海辺の大都市ヘルシンキから歴史ある大学都市トゥルク、魅力的な内陸都市タンペレまで、留学の選択肢が豊富にあります。フィンランドは世界的に有名な教育システムを持ち、ヨーロッパで最も新しく進歩的な国のひとつとみなされています。現在、2万人以上の学生がフィンランドで学んでいます。世界トップクラスの教育を受けながら、地球上で最も幸せな国で興味深い北欧文化を体験したい方は、今すぐご応募ください。フィンランドの高等教育システムは、優れた公立・私立教育とユニークな北欧文化により、留学生に人気の高い選択肢となっています。

フィンランドは、進学を目指す留学生にとって独特の魅力があります。質の高い教育、学問的な独立性、学生中心のサポート・サービスは最高の特典だろう。世界経済フォーラムの「世界競争力報告書」によると、フィンランドは高等教育や訓練プログラムの面で最も革新的な国のひとつにランクされています。このように名高い北欧の国で学士号を取得することは、あなたにとって大きな喜びとなるでしょう。

フィンランドの大学

ヘルシンキ大学
アールト大学
LUT大学
タンペレ大学
オウル大学
ユヴァスキュラ大学
トゥルク大学
ヴァーサ大学
東フィンランド大学
オーボ・アカデミー大学

フィンランドの高等教育制度は、大学と応用科学大学（UAS）で構成されている。博士課程を設置しているのは大学だけである。フィンランドには13の公立大学があり、そのすべてが国営で、主に科学研究と学生への理論的教育に力を入れている。地元の自治体や商業団体は、実践的な技能訓練や産業育成に重点を置いたUASプログラムを運営している。欧州の多くの国では、高等教育で取得した単位数を数値化するために欧州単位互換制度（ECTS）を利用しており、フィンランドでも同様である。

フィンランドの高等教育制度では、3種類の学位が取得できる：

学士号または専門職学士号を取得するには、3年間と180ECTS（欧州単位互換制度）の単位が必要です。このプログラムは、学生が選択した分野の強固な基礎だけでなく、一般的に幅広い教育を提供します。

博士号はPh.D.と呼ばれ、フィンランドでは通常4年で修了します。さらなる選択肢として、興味のある学科に問い合わせて、利用可能な博士課程について問い合わせることもできます。博士号を授与できるのは大学だけです。

フィンランドの非EU／EEA加盟国の学生は授業料を支払う必要があり、その額は大学によって異なります。フィンランドの大学やカレッジの大半は、授業料を支払う学生に学資援助を提供しているので、学校選びの際には、こうした選択肢についても必ず問い合わせてください。

フィンランドの授業料

フィンランドでの留学費用を見積もる際には、2つの要素を考慮する必要があります。EU圏外の学生であれば、授業料と関連する資金調達の機会、そして日々の生活費を考慮する必要があります。

EU圏外の出身者の場合、英語による学士号および修士号取得プログラムの授業料を支払う必要があります。4,000～18,000ユーロが、大学の学位課程に在籍する学生の平均的な年間授業料です。興味のあるコースの学費を調べるには、大学のウェブサイトが役立つかもしれません。

国に関係なく、博士課程の学生には授業料はかかりません。授業料を支払う義務があるかどうか、また大学が支給する奨学金に応募する資格があるかどうかを確認しましょう。

フィンランドの公立カレッジは、EU/スイスの学生には授業料を課さないため、ヨーロッパの経済的オアシスのひとつとなっています。つまり、大学の学費を心配する代わりに、そのお金を生活費や旅行に充てることができるのです。

EU/EEA加盟国以外の学生は授業料を支払う必要がある。学位と志望大学によって異なりますが、給与は通常、年間 4,000ユーロから18,000ユーロです。例として、トゥルク大学を考えてみましょう。EU/EEA加盟国以外の学生は、1学年当たり2,000～12,000ユーロの授業料を支払います。

フィンランドの物価

留学先がどこであれ、事前に予算を決めておくことは非常に重要です。そこで、フィンランドでの生活と宿泊にかかる一般的な費用をご紹介します。

すべての学生は、授業料以外に生活費を自分で負担することが求められます。学生寮の入居許可を申請する際には、十分な経済力と保険に加入していることを証明しなければなりません。学生の1ヶ月の生活費（食費、宿泊費、交通費、保険、その他の必需品を含む）は700ユーロから900ユーロです。生活費は大都市ほど高くなる傾向があります。

すべての大学生は、年間80～100ユーロの学生組合費を納めなければならない。応用科学大学（UAS）の学生も同様の学生組合に加入できるが、加入は任意である。学生組合に加入すると、学生レストランや公共交通機関で利用できる割引カードが発行される。

フィンランドでの1ヶ月の生活費は、住む場所にもよりますが、700～900ユーロです。学生にとって、フィンランドで最も経済的に生活できる都市は、ラペランタ、ポーリ、タンペレです。ヘルシンキは最も物価の高い都市です。ヘルシンキの家賃は月980～1,580ユーロです。これらの数字を使って、フィンランドでの留学に必要なお金を計算してみてください。あなたの生活習慣や家計のやりくり次第では、もっとお金をかけることも、もっと少なくすることも可能です。

宿泊費

留学生は、主に2つの住居オプションから1つを選ぶことができる。共同学生フラットでは、シングル・ルームで月額160～380ユーロ。シングル・アパートのオプションもありますが、そちらは割高です。賃貸物件やシェア物件を探す場合は、さまざまな条件（市の中心部にどのくらい近いか、市の規模など）によりますが、月額400ユーロから800ユーロ程度を想定しておくとよいでしょう。お金を節約するだけでなく、他の学生やフラットメイトとフラットをシェアすることで、新しい人々と出会い、交流することができます。

食料価格は上昇している。

都市にもよるが、地元のスーパーマーケットで食料品を買うのに月に200～250ユーロはかかると思っておいたほうがいい。ディスカウント・スーパーは節約に役立ちます。夕方に買い物をすれば、お得な買い物ができる可能性が高い。レストランでの食事は、店のタイプにもよるが、コースの数や人数によって11～60ユーロかかる。

輸送費

大半の学生が公共交通機関を利用している。学生が市内で公共交通機関を利用するには、月35～50ユーロかかる。しかし、レンタカーを借りると5日間で約230ユーロになります。キャンパスの近くに住んでいなくても、散歩や新鮮な空気を楽しむのであれば歩いて行くことができる。

追加費用

フィンランドの学生には追加料金がかかる。毎年80～100ユーロが学生組合に加入するための費用である。学生証が発行され、学生経営のレストランや公共交通機関で割引を受けることができる。月に約100ユーロが社会活動に費やされる。

フィンランドの奨学金

フィンランドの学位プログラムは授業料が異なる場合があります。EU圏の学生は無料ですが、留学生はフィンランドで授業料を支払う必要があります。しかし、留学費用を援助してくれる奨学金制度も数多くあります。授業料を払いながらフィンランドの大学を選ぶ際、奨学金のチャンスを逃さないよう、さまざまな奨学金プログラムをチェックしてみましょう。

ほとんどの奨学金制度は授業料の一部しかカバーしていないため、最終的な決断を下す前に考慮する必要がある。ほとんどの場合、留学生は生活費を全額自己負担するよう求められます。教育費を賄うのに援助が必要な場合は、奨学金プログラムへの応募を検討しましょう。奨学金制度はフィンランドのすべての公立教育機関で利用できるため、教育費を節約する優れた方法です。

フィンランドでのインターンシップ

インターンシップを探し始めるのに早すぎるということはありません。フィンランドでは、テクノロジー分野でのキャリアを目指す新卒者向けのインターンシップ、研修生プログラム、夏季雇用が豊富にあります。こうした取り組みは、若いプロフェッショナルが職場にもたらす新しいアイデアや視点に対するフィンランドのコミットメントを示しています。

フィンランドで仕事を持つことは、将来、新しい仕事を得るのに役立ちます。フィンランドには世界中に事業を展開するトップ企業がいくつもあり、これらの企業でインターンシップを終えた後、新しい都市で働くことも可能です。フィンランドでのインターンシップは、単に履歴書を充実させるだけではありません。それ自体が教育的な経験なのです。また、自然界で最も畏敬の念を抱かせる光景を垣間見る機会でもあります。

フィンランドで働く

住む場所や個人的な習慣にもよりますが、学生は食費、住居費、交通費、保険、その他の必需品に月700ユーロから1,000ユーロはかかると思ったほうがいいでしょう。幸いなことに、学生滞在許可証があれば、週25時間まで働くことができます。卒業後、学生バイトやフルタイムの仕事を探している場合は、フィンランドのほとんどの教育機関のキャリアサービスが道筋をサポートしてくれます。

フィンランド留学のための学生ビザ申請

フィンランドで勉強するにはビザが必要です。学生ビザの申請手続きや、フィンランドへの入国と就学に必要な書類について知っておきましょう。フィンランドで勉強するには、出身国によって学生ビザ（学生滞在許可証）が必要な場合と不要な場合があります。フィンランドの学生として、2年以上滞在する場合は、学生滞在ビザの延長を申請する必要があります。

北欧諸国からの留学生

フィンランドで就学・就労できるスウェーデン、ノルウェー、アイスランド、デンマークからの学生の数に制限はありませんが、自治体への登録が必要です。欧州連合（EU）、欧州経済領域（EEA）、スイスからの学生も対象となります。EU/EEA加盟国の国民は、入国後、ビザや滞在許可証を申請する必要はありません。

EU/EEA加盟国以外の学生

欧州連合（EU）および欧州経済地域（EEA）以外の国からフィンランドに入国する学生は、入国前に旅行ビザと学生滞在許可証の両方を申請する必要がある場合があります。フィンランドへの入国にビザが必要かどうか疑問がある場合は、現地の大使館に問い合わせてください。

ビザを申請する前に、カレッジまたは大学に入学が許可されていなければなりません。また、学生滞在許可証の申請の一環として、十分な保険と経済力が求められます。このステータスを取得すると、在学中に週25時間まで働くことができます。学業を終えた学生は、卒業後に就労または起業するために1年間の滞在ビザを申請することができます。

よくある質問

フィンランド留学は留学生にとって良いことですか？

スウェーデンへの留学は、北欧の文化に浸りながら、ヨーロッパでも有数の大学を利用できる素晴らしい方法です。スウェーデンは2019年、最も幸せな国にも選ばれた。

フィンランドは物価が安い？

一般的に、北欧諸国は他のヨーロッパ諸国に比べて物価が高いと言われていますが、学生はさまざまな割引や特典を利用することができます。生活費、住む住居のタイプ、旅行の量、海外滞在中にアルバイトを探すかどうかなどを考慮しましょう。留学中の住まい探しのヒントをご紹介します。

フィンランドに留学する価値はあるのか？

ヨーロッパでは、フィンランドは留学生が最も留学したい国としてランキングされています。世界各国からの留学生が、留学に費やした時間を評価し、留学経験に関する最大のデータベースに貢献しています。ランキングでは、フィンランドがトップで、10点満点中平均9.2点でした。

フィンランド留学にフィンランド語は必要ですか？

フィンランド人はフィンランド語とスウェーデン語を公用語としており、ほとんどの高等教育機関ではフィンランド語を第一言語としている。フィンランドは、非ネイティブの流暢さで世界のトップ5にランクされています。ほとんどの大学では、フィンランド語やスウェーデン語の語学クラスも開講しています。ただし、これらのコースは選択制です。

フィンランドの人々は英語を話すのですか？

ほとんどのフィンランド人は英語が堪能である。2012年の公式統計によると、少なくとも70%のフィンランド人が英語に堪能である。

フィンランドは安全か？

世界で最も安全な国のひとつがフィンランドだ。世界経済フォーラムは2017年、フィンランドを世界で最も安全な居住地としてランク付けした。

フィンランドのマスターズは無料ですか？

欧州連合（EU）、欧州経済地域（EEA）、スイスの学生は、フィンランドの世界トップクラスの公教育システムを無料で利用できます。これらに加え、消耗品や個人的な生活費を含めることを忘れないでください。また、これらの国の学生は、奨学金を授与される可能性が低くなります。

フィンランドで英語の学士号または修士号を取得するための留学は、生活費が高いため、EU/EEA加盟国以外の学生にとっては高額です。博士課程の授業料は免除されることが多い。年間授業料は、各大学のほとんどのプログラムで、生活費を含まない5,000～18,000ユーロです。